はじめに

2011年3月11日に発生した東北大震災によって、多くの沿岸部の農地が潮害となりました。

潮害農地の課題

「潮害」は一般的に以下の3点が問題となります。

  • 塩化ナトリウム(NaCl)が多量に存在することにより浸透圧が高くなってしまい、植物の根の吸水作用を阻害することになります。
  • 土壌中に存在する植物に栄養素を供給する微生物が死滅し、塩分が下がっても作物ができなくなってしまいます。
  • ナトリウムイオンとカルシウムイオンが交換されてしまい、カルシウムが不足してしまい、作物の生育過程でカルシウム不足によっておこる障害が発生します。
東日本大震災で被災した農地の実際の写真

これらを解決し、作物ができる環境に戻すために私たちは数種類の微生物と有機堆肥を用いて塩害農地の土壌改良材を開発し、販売することにしました。

マイファーム考案塩害農地専用の土壌改良材

検証実績

2011年6月に行った復興トマトプロジェクトでの検証

2011年6月、津波の潮害でやられた農地を復興するために行われたプロジェクトで、東日本大震災の津波によって海水が入ってしまった、宮城県岩沼市の畑とビニールハウスに土壌改良材を撒き、トマトを植え、8月に収穫を行い、土壌の検査を行ったところ以下の結果が現れました。
「復興トマト」プロジェクトの詳細はこちら

復興トマトプロジェクト

農地の被害当時の塩分濃度と施肥してから2ヶ月後の塩分濃度を測定した結果

塩害にあった農地で塩分濃度を検査しました

  • 通常海水の塩分は2%強といわれておりますが、被害当時に高い数値がでているのは
    乾燥して塩が集積して地表に表れたからです。
  • また、トマトが生育できる限界の塩分は0.7%であるので、
    今回の結果で数値の妥当性が証明できました。
復興トマトプロジェクト

下の写真のように周辺地域の作付けしたトマトは病気にかかっており、生育障害がでていました。 土壌改良材を投入し、検証を行った畑では順調に栽培ができることが実証されています。

尻腐病のトマト

右の2枚の写真は実際の収穫したトマトです。 糖度計にて糖度を測定したところ、糖度9という通常を上回る数値が出ました。
これにより、潮害に遭った農地でも土壌改良材を入れることによって、そこで収穫される作物の商品的価値を見出すことが実証されました。

復興トマトプロジェクトで収穫されたトマト糖度も9という数値を出した復興トマト

本プロジェクトは各メディアにも注目され、今後も復興プロジェクトを続けていく所存でございます。

販売価格について

最小発注単位 200kg ※一反(約1000㎡)程度の塩害農地を再生出来ます。
価格 20万円~ (税別・送料別)
※塩害の状況により、土壌改良材の必要量や配合などが変わります。
※自治体によっては助成金が出る場合があります
 詳しくはお問い合わせ下さい。販売は9月1日より開始いたします。

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